こぐまけんぜんの投資の王道(MBA/米国公認会計士)
積立投信中心に運用。都内在住アラフォー(MBA、USCPA)のサラリーマンの投資記録
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個別銘柄投資考察① 相場の福の神?
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私は個別銘柄投資派ではなく、投信の積み立て派です。

その理由は自社株で手痛い目にあった経験から、自分の会社のことも分からないのに、ましてこれだけの情報化社会で玉石混交いろいろ移り変わる情報の流れで常に適切なものを他の投資家を出し抜いて、選択し続けることができるのか疑問に感じているところがあります。(自社株買いの件は下記ご参照)
http://kendo1015.blog.fc2.com/blog-entry-2.html

でも、個別銘柄投資に関しても、投資関連書籍やブログ他で情報収集、自分なりの分析をしていますので、何回かに分けて、記事を書こうと思います。

第一回は縁起が良さそう(笑)な相場の福の神こと藤本さんの「相場の福の神が教えるザクザク株投資術」を参考に。(この本、3回通読しました。)

この本の主張は、①過去の周期的なパターンと②誰が市場に参加しているかを見極め、勝率をアップさせることができるというのもので、日本の株式市場の全体の約6割を占める米国を中心にした外国人投資家,あとは日本の機関投資家(年金基金、生保、銀行、投信会社等)に焦点を当てて、彼らの行動原則を下記のように整理しています。

①の過去の周期的なパターンとしては、秋口に売られて、翌年5月頃株価がピークになり、夏は夏枯れ相場という流れに加え、日本の場合、3月決算会社の中間決算となる9月は業績予想の下方修正が出やすく(悪い情報は早く前出し)、さらに国内のファンドも3月決算のところが多く、中間決算の9月には売って、運用レポートにプラスの結果を書きたいというインセンティブが働き、さらに下がりやすくなることを指摘。

②の誰がに関しては、下記分析。

<外国人投資家>
米国系年金基金や欧州系年金基金は資金が大きいので、大型株を好み、買いと売りが連続するが、買ったら長期保有傾向があり、夏のバケーション(7月中旬~9月初旬)、クリスマス休暇(12月後半)は動かない傾向あり。6,12月は決算対策売り。

オイルマネーや産油国の政府系ファンドはハイテク銘柄、淡水化関連、代替エネルギー関連などを好み、ラマダン(断食:毎年11日ずつ早まるが、2013年は7/9-8/7)期には活動しない傾向あり。

<日本の機関投資家>
日本の機関投資家、特に年金基金は3月末に決算対策売りを行い、翌年度の運用計画も作成、4月に決めて、5-6月に大型株を好んで買う傾向あり。
国内の投資信託は3,9月はレポートのために手仕舞い、6,12月はボーナスシーズンで資金流入があり、買いを増やす傾向あり。

まとめると、外国人投資家(欧米系)は6,12月に売り、日本の年金は3,9月末に売り、5月以降に買い、日本の投資信託は3,9月末に売り、6,12月に買い。

さらに藤本氏は、国内の機関投資家(生保、銀行、投信会社)は①常に投資し続ける必要あり、②大きな資金を動かしている、③時価総額の大きな銘柄を扱う(5%開示ルール回避)特徴があり、これらを逆手に取り、下記が個人投資家の生き残る道と指摘。
①相場が悪いときには勝負を控える
②時価総額が小さい(100億円未満)銘柄で勝負 *株価100円割れの銘柄もねらい目
③新興市場で勝負 *新規上場株狙いも

要するに、巨大な敵との戦いを避け、弱者は弱者らしく振舞うということですね。

その他におもしろいと思ったのは、
〇日経新聞は見出しの大きさが株価に影響
〇社長や会長が日経新聞の私の履歴書に連載中は株価が下がらず、ガイアの夜明け、カンブリア宮殿などで取り上げられるとオンエア翌朝から株価が動く。
〇マネックスなどのネット証券のデータベース等で四季報情報を先取り(これは有料商材でお勧めする方もあり)
〇サラリーマン投資家はデイトレではなく、週末に戦略を練り、月~木に売買、金曜は動かない。月曜日朝の日経新聞で1週間のスケジュールをチェック。
〇売り時を明確にしておく(猛暑銘柄を買ったら夏までに、選挙銘柄を買ったら選挙前に)

読みごたえのある本でしたが、福の神様の言うとおりに行動する信者が増えたら、結局、そうした投資行動は瞬時に株価に反映されるので、他の人を出し抜き続けるようなことはできるのかなとの疑問が拭えませんでした。外国人投資家、機関投資家との競争を首尾よく避けたとしても、今度は情報が限られて、ハイリスクハイリターンのベンチャー投資を個人投資家同士で争ってするんでしょうか?

この本を読んで、時間も限られているサラリーマン投資家の私が個別銘柄投資に傾くことはなかったですが、下記の考察をでき、参考にはなりました。

(私の考察)来年からの税率変更を前に年内の利益確定売りが増え始めている。来年になるとNISAが始まり、個人資金が流入するが初心者の多くは1月からいきなり買いというよりはしばらく様子見か。
もし、個別銘柄を買うなら年末にかけて利益確定で下がったものを1月に買いか。
海外ETFはNISAを活用する場合、まとめて100万円を投入すべきなので、タイミングは6月末か。
毎月積み立ての投信のうち、海外のインデックスファンドは6月末、12月中旬、国内のアクティブファンドは4月、10月上旬に金額を増やすのは手か。


敵の手の内を見て、わが戦略を考えるということですね(笑)









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Author:こぐまけんぜん
都内在住の30代のサラリーマンです。某国立大学経済学部卒、米国MBA留学経験あり、USCPA資格保有り。論理と直感?のバランスの取れた資産運用を目指し、情報収集・分析中です。将来の夢は海外で剣道の道場を開くこと!!!



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